今週の土曜日から、早くも2022年になります。来年こそ、コロナが明けて日常を取り戻すことができるようにと願っています。
さて、元郷園にとっての近々のトピックスは、何といっても12月24日(金)に演じたクリスマス・ページェント(イエスさま誕生の劇・聖劇)でしょう。私はクリスチャンなので、さくらそう保育園元郷に年長児が在籍する2021年のクリスマスには、ぜひともページェントをやりたいと願っていました。そこで私は、僭越ながら、脚本家兼作詞作曲家として、A4用紙5ページにわたる長大なセリフや聖句による台本と、12曲中9曲に及ぶ聖劇用のソングを作りました。それを基に、なおさんが総指揮官となって、2~5歳児クラスさん総出で演じたのでした。特に、中心となって活躍した年長児、おはな組さんの9名には、セリフ、聖句、歌のすべてを記憶し、それぞれの役割に応じて響き渡る声で演じることを、私は求めました。
結果は・・・最高でした。皆さん、素晴らしかったです。ありがとう!
おはな組のみなさんは、生まれて初めて次のような学びをしたと思います。
・台本を頭に入れる喜びと苦しみを学びました。・独りで言ったり歌ったりするということは、想像以上に勇気がいることだと学びました。・モジモジしたり笑ったりしながら演じることは、恥ずかしいことだと学びました。・出番が無い時にこそ、背を伸ばしてキチンと座り続けることが、お友だちが演じているときの態度として必要で、とても気力を使うものだと学びました。・みんなで心を一つにして演じることができたときは、気持ちがいいのだと学びました。・間違えても、心を込めて演じることができたら良いということを学びました。・一生懸命にやった後には、涙がでることを学びました。
さくらそう保育園は、基本的に自由保育ですから、「大人の指示通りに動いてもらう」保育は好みません。ですから、全体的なお稽古は、3回しか行いませんでした。4回目となる本番が、この録画された動画の内容です。それ以外は個人練習で、昼食と午睡の間の時間にのみ行いました。昼食と午睡の間の時間ですから、自由な活動を阻害するということは、最小限ですんだと思います。
何故3回しかやらなかったのか、それは、「やりすぎると嫌になり、やらなすぎると不安になる」、そのちょうどいい塩梅が3回だったと言うことです。でも、3回ではなんか不安なんですけど・・・。お子さんたちを信じることができれば、3回で充分だと思います。
さくらそうは、これからもお子さんたちを信じていきたいと思います。
それではよいお年を。
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