直径1.5mはある大きな葉っぱを持つ植物を園庭で育てています。中心部分に注目してください。
何やら見覚えのある形ではありませんか?そう、ブロッコリーです。大きなおおきな葉っぱでお日さまの光を受けブロッコリーに栄養を送っているのですね。それにしてもこんなに大きな葉っぱが必要だったなんて知りませんでした。
「園庭のこの土の量では、3株しか植えられないよ」と園芸店のご主人が言っていたことを思い出します。私は「そんなことないだろう、倍(6株くらい)は植えても平気なんじゃないか」と思いましたが、ご主人の言う通りでした。このブロッコリーは、お店では100円から200円位で売られていますが、こんなに場所をとるのであれば、もう少し高い値段じゃないと採算が取れないのではないかと心配してしまいます。
そして、真っ赤なシクラメン...。今、3階の保育室にあります。売っているおじいさんが、面白いことを言っていました。「シクラメンの良し悪しは、葉っぱで決まるんだよ。ここにある二つのシクラメン、花だけ見ると同じように見えるけど、葉っぱを触ってごらん。良いシクラメンは、葉っぱが固いんだ。」と...。触ってみると、なるほど、一方は柔らかい葉っぱのシクラメンで、もう一方は固い葉っぱのシクラメンでした。
おじいさんは、さらにこう言いました。「葉っぱの数にも違いがあるんだよ。固い葉っぱは、数が多いんだ。実は、花の数と葉っぱの数は同じで、一枚の葉っぱに一輪の花が咲くんだよ。だから、葉っぱの数は、多い方が良いんだ。」
私たちは、ついついブロッコリーの美味しい可食部分やシクラメンの花の美しさに目や心を奪われてしまい、葉っぱにはあまり目が向かないように思います。でも、それらをしっかりと支えてくれていたのは、葉っぱだったんですね。葉っぱ無くしては、ブロッコリーもシクラメンも無い...ということなんだと思います。
お子さま一人ひとりのまわりにある、見えないけれど葉っぱのように優しい、ご両親やご家族、それにお友だちやスタッフという支えがあるからこそ、今、このお子さまが存在するんだと思った時、それは、かけがえのないことだと思います。
スタッフ一人ひとりのまわりにある、見えないけれど葉っぱのように優しい、ご両親や配偶者やご家族、そしてお友だちや他のスタッフという支えがあるからこそ、今、このスタッフが存在するんだと思った時、それもまた、かけがえのないことだと思います。
ところで、シクラメンのおじいさん、そんなに正直に良いシクラメンから売ってしまうと...。良くないのばっかりが残ってしまい、後で売れなくなってしまうんじゃないかしら...。
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